コラム

尊敬するファイク・ビリア先生のWS（南仏で開催）に毎年参加していましたが、2011年は本部であり、世界中からヨガの指導者が集まるインド・プーナでのクラス（Ramamahi Iyengar Memorial Yoga Insutitute）に10年ぶりに参加。

1日わずか2時間しか受けられないものの、その2時間がとても実りある大きいものでした。ここには創始者のアイアンガー師はもちろん、その娘さん、息子さん、お孫さん、お弟子さん達が指導に加わっています。
その中の1つはお孫さんの受け持つクラス。そして唯一ここにだけ、あのアイアンガー師が訪れ、クラスの後方でご自身の練習をされながらクラスをコントロール。お孫さんを通じてアドバイスを行っているのです。

今ではアイアンガー師の指導を直接受けることが無くなっただけに、とても貴重な機会となりました。90歳を超えるアイアンガー師の元気な姿にはただただ驚かされるばかりなのですが、そのハリのある声、時に厳しく指導する姿に、年齢とは無関係の師の生命力を感じてしまいます。

アイアンガー師の指導は、とても基本的なことです。しかし、そこに一切の妥協はありません。アイアンガーヨガにとって何が一番大事なことなのか、初心に戻るクラスでした。